ロフト・小屋裏収納は、床面積には入りませんが・・・
- Takiko Ishiyama
- 2023年8月4日
- 読了時間: 1分
いえとひとの家づくり担当石山多喜子です。
前回の石山の回に続き、構造上出来てしまったデッドスペースを使う収納について。
今回は、屋根の勾配に沿って高くなった部分を(1.40m未満の天井の高さかつ直上直下階の1/2以下の面積内で)利用するロフト・小屋裏収納のお話です。

ロフト・小屋裏収納を希望されるお客様は決まって
「ロフトとか小屋裏って床面積には入らないんですよね⁈」ということをおっしゃいます。
そちらに関しては、はい。その通りです。
ロフト・小屋裏は、建築基準法としての床面積には換算しません。(=課税対象外)
よく勉強してらっしゃるなぁと毎度感心させられます。
そして気になるのが、その後に続くこの
「ロフトとか小屋裏作るのに、金額かからないってことですよね?!」
という言葉。
こちらに関しては、違います。
ロフト・小屋裏の施工費(作る費用)は面積に合わせてかかります。

収納として使うのであれば、床にはフローリング材など何かしら仕上は施しますし、クロスまで仕上げをしないにせよ、壁を作ればその分の施工費は発生します。
ロフト・小屋裏収納を希望されている方は、「できるだけ広く」では、驚きの価格になってしまうことになりかねないので、「〇帖くらい」という具体的な広さも考えながら家づくりをすすめてみてくださいね。
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