いえとひとの家づくり担当、石山多喜子です。
「あった方がいいよね。」
お客様と家づくりの打合せの中で、よく聞くフレーズのひとつです。
トイレや洗面が1階と2階にそれぞれあったらいいな。
できればトイレの中に手洗器は欲しい。
玄関近くには、小さなお帰り手洗いもあったら嬉しい。
洗濯機の脇にスロップシンクがあったら便利そう。
どれも確かにあったら暮らしが良くなりそうですが…
それぞれが増えて快適になる反面、特に水廻りは、水垢や排水溝の掃除など、見えない家事が増えた分だけ増えてしまうことも忘れないで欲しいです。
それには電化製品にも同じことが言えます。
お掃除ロボット、食洗機など生活に取り入れて快適さを手に入れる代わりに、置き場所の確保やメンテナンス管理など、今までになかった作業がでてきます。
便利になったのはずなのに、違う作業が増えて負担になってしまっては本末転倒です。
誰が何をやるのか、どの部分までならできるのかなど、自分や家族の習慣や環境を見直しながら、それぞれに合わせたやり方で上手に便利を取り入れてみてはと思います。
かく言う私の娘も4月から新社会人です。
新生活に向けて準備中で、「食洗機が欲しいなぁ」と言っていましたが、場所やお手入れなどのことを混々と説明し、先日無事に説き伏せたところです。
Comments