今回は「動線と収納」をテーマに、つちたはるみがお送りします。
みなさん、暮らしやすい家にするには「動線と収納の関係が大切」と聞いたことはありませんか?
「動線」とは、家の中を人が動く時に通る道・経路を線で示したものです。
たとえば、家に帰って玄関で靴を脱ぎ、洗面所で手を洗い、部屋に入って洋服を着替えクローゼットにしまう。
私たちは意識していませんが、人が動く動線とモノを出し入れする収納と深く関係して生活しています。
靴を脱いでしまおうとした時、どこに靴入れがあるのか、分かりづらかったり、離れた場所にあったら、面倒で困ってしまいますね。
人の動きが分かりやすく短いと暮らしは効率的で、その行動の動線上に適切な収納があることで散らかりにくくなります。
また、分かりやすい動線と収納は家族の「あれどこ?」も少なくなるのです。
「動線」と「収納」をうまくリンクさせた間取りにすることで「暮らしやすく快適な家」となるのです。
収納コンサルティングに伺っていると、明らかに大変そうな場所に収納していて「不便ではありませんか?」とお聞きすると「えっ、そうですか?」というお答え。
ちょっと不便でも、毎日の生活で慣れてしまい気づきにくくなっていることがあります。
あっちこっちと絡まった動線を整理し、収納場所を見直すことで「こんなに楽になるの!」と自然な動きやすさを実感し驚かれます。
動線と収納の関係を考えることで、動きに無駄のない楽な暮らしが実現し、散らかりにくい仕組みができ「片づけなきゃ」という気持ちの負担もなくなります。
さらに、家族みんなが家の行事や家事などに関わりやすくなるメリットもあると思うのです。
どうでしたか。
普段あまり意識していない「動線と収納の関係」
早速、みなさんの家はどうなっているか確認してみてくださいね。
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