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  • 執筆者の写真Takiko Ishiyama

手すりからみえる住まいのかたち

いえとひとの家づくり担当石山多喜子です。


2階建ての家であれば必ずある階段の「手すり」。

皆さん、家の手すりって改めて気にしたことありますか?


最近はリビング階段や吹抜けの「手すり」をインテリアのアクセントとしてみせているお宅が多くなりました。普段気にしたこともない方には、「えっ?手すりがインテリア?」という感じですよね。


ひと言で「手すり」といっても形・素材は様々。

私自身、過去の実例を振り返ると、手すりひとつにしても打ち合わせに打ち合わせを重ねて仕上げたものばかりでした。



アイアンの手すりは、大人のお住まいにぴったりの抜け感のあるシンプルなデザイン。


室内の木感とアイアンの組み合わせにしたいというご希望から、材料の厚みや幅など細部から打合せして女性の職人さんに製作してもらった、ご夫婦お気に入りのアイテムです。



二世帯の二階に住む子世帯側から「手すりは、プライバシーは守りたいけど閉鎖的な感じはない方がいい」と親子の関係が見え隠れするご要望。

格子状にして軽めに仕切ったイメージでご提案したデザイン。


1階と2階でコミュニケーションがとれる、家族の動きが見えるデザインに。


お住まいになるご家族の住まいかたやこだわりが、デザインを通して垣間見えるものでもありますね。


手すりに関しては、インテリアとしてのデザインを重視したいところもありますが、手すりは建築基準法で基準が決まっている箇所ですので、安全性などを考慮しながら専門家とすすめていくことをお勧めします。

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