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執筆者の写真Amane Kunii

~リフォームとリノベーションのお話 リノベーション編~

山形県寒河江市在住、インテリア担当の國井あまねです。


さて、ドラマ『魔法のリノベ』に合わせて、前回はリフォームのお話をしました。

今回はリノベーション編です。


ただいま、絶賛リノベ中の現場であります。


築27年の木造住宅

仏間と茶の間・広縁、約26帖の和室続き間を土間付き和モダンLDKに。

出来るだけ、竿縁天井と柱・梁・長押は残したい。

地袋は利用して、畳ヌックに。玄関には手洗い器を付けたい。などなど。




しかし『魔法のリノベ』に行きつくまでは、相当な努力が必要なのです。


まずは、お片付け。

この空間にあるもの全て出し切らなければなりません。

着工までに、頑張ってスッカラカンにしていただきましたので、着工その日から解体が出来ました☆


場合によっては、モノを移動しながら・・・なんてこともあり、時間と手間がかかる現場もあります。


仕上がりとクリーニングを考えれば、やっぱり何もない状態で仕事はしたいもの。(←これは現場の職人さんがみな同じに思うことです!)


そして次に、解体してみて『ありゃりゃー』何てこともしばしば。


今回は、新築時の設計図書には伸びていた梁が、途中の柱で切れていた件。

なので、当初は取り外す予定の柱が抜けなくなるor既存梁を補強しなければならない事態に。


でも梁を補強するには天井高に影響がでて、残したい竿縁天井が残せなくなっちゃうかもー!トールのカップボードがギリギリになっちゃうかも―!!的な事態です。



結果、柱は残して奥行き455の収納スペースを作ることになりました。

まずは一件落着。

他は今のところ、柱も土台も断熱材もしっかり入っていて問題なしのようです。


これから工程に合わせて、設備の配管や電気の配線なども現場でしっかり打ち合わせをしていかなければなりません。


やってみて・・・やりながら・・・なリノベーション。


こうやって、リフォーム・リノベーションは、お客様、大工さん、業者さん、関わる全ての人たちの努力と協力があってこそ『魔法のリノベ』になるものなのだなぁ。


な、リノベーションのお話でした。

2か月後の出来上がりをお楽しみくださいませ。

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