この度のコラムはインテリア担当の國井です。 前回までは色のお話でしたが、今回はカタチのおはなし。
さてさて、住宅や店舗、事務所などのあらゆる建物には窓があります。 その窓を彩るのがカーテンやブラインド、ロールスクリーンなどの「ウィンドウトリートメント」といわれるものです。
ウィンドウトリートメントにはカーテン・ブラインド・ロールスクリーンの他にもさまざまな形のものがあり、建物や部屋の作り、空間内での作業内容、季節や地域によってその選び方は大きく変わってきます。
一言で「ブラインド」と言っても、アルミ製・木製・布製などの種類があり、また、横型・縦型、羽の幅の広いものや狭いものがあります。
キッチンや浴室に合うもの、寝室に合うもの、事務所や作業場に合うもの、さまざまです。
最近はモダンな造りの和室にもおすすめな「プリーツスクリーン」や「ハニカムシェード」なども主流になってきました。
カーテンも同様、厚手のカーテンは「ドレープ」、薄手のカーテンは「レース」その他に「ケースメント」と位置づけられるものもあります。
ヒダの作り方は2倍ヒダ、1.5倍ヒダ、フラット等があって、保温性・遮光性・防音性が一番効果的なのは、やはり2倍ヒダになりますね。生地をたっぷり使うので、見た目も豪華ですし、まぁまぁお値段も・・・ですが、リビングのドレープは2倍がおすすめです。 生地にも特殊な加工がされ始め、光媒体でインフルエンザなどのウィルスを軽減するものや、消臭効果のあるもの、遮熱効果・紫外線カット効果のあるものなど、環境にも人にも優しい効果を持ったカーテンも多く出回っています。 ウィンドウトリートメントを選ぶときには、その空間や用途、生活スタイルに合わせた機能性を第一に考えた商品を選ぶことをお勧めします。 もちろん、デザインやカラーも大事ですけどね。
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