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執筆者の写真Takiko Ishiyama

気分が上がる=機能性が高い

いえとひと家づくり担当の石山多喜子です。


私がはじめて買ったスマホケースは、シリコン製で耳と鼻があるくまちゃんの形のものでした。



決して使いやすいでもない。

ポケットには入らないし、すべりも良くないから引っかかるし、むしろ使いにくいくらい。


それでもそのスマホケースを見るたびに、ほっこりと心が癒され、手にする時はウキウキして、毎日使いたいと思わせてくれる、お気に入りのスマホケースでした。


そこからふと思い出したのは、私の家づくりのお師匠さんの


「使っていると気分が上がって毎日使いたいと思わせてくれるものって、一般的には使いにくいかもしれない物でも、その人にとっては機能性が高いということだよね」


という言葉。


例え一般的にすごく機能がいいと評判のものでも、好みの色ではなかったり空間から浮いてる印象だったりと、見るたびに気持ちが沈んでしまうようなら機能的ではないと思うの。


機能の良し悪しは、個人が感じる部分も多いはず。

自分の価値観や習慣や好みが分かれば、より自分に合った機能性の高いものを選択できるようになります。


春は新しいものを買い揃えたりすることが多い時期。

使っているイメージやこうなりたい自分と合わせながら、焦らず選んでいきたいですね。

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