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執筆者の写真Takiko Ishiyama

土間のある家づくり

いえとひとの家づくり担当石山多喜子です。


【土間】:家の中で、床を張らず地面のまま、または、たたきになった所。土場。(広辞苑より)


昔はどの家にも土間があって、近所の人と話をしたり、とれたて野菜をそのまま置いたりと土間は家と外をつなぐ開けた空間でもありました。


私が提案する家の間取りにも、『土間』を計画することが多くあります。


例えば、

玄関から続く土間収納は、シューズクロークやストック品を置いたり、ゴミの日の前の一時置き場になったりします。



外のガレージとつながる土間の部屋は、ロードバイクのトレーニングやバイク好きの趣味を楽しむスペースになったりもします。



リビングの一部にある土間には薪ストーブを置いたり、室内でアウトドア気分を味わったり、キャンプ用品、スノーボード、仕事用の工具のメンテナンスなど屋外の作業を室内でできるスペースになります。


フロアの床の上で外用品のメンテナンスは、なんだか汚れや水分が気になるところも、土間ならまぁいいかとなりそうな気もしますよね。




今は、おうち時間を楽しむ家づくりの傾向が強く、自分らしく暮らせる家が求められていると感じます。


「我が家はどう暮らしたいか」という家族の基準を大事に、家づくりをスタートできたらいいですよね。

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