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執筆者の写真Amane Kunii

~子ども部屋の未来~

片づけ・収納・家づくりの専門家「いえとひと」

山形県寒河江市在住、インテリア担当の國井あまねです。


さてさて。最近、築25年前後のお宅のリフォームやリノベーションをご依頼されることが多い國井ですが、ふと思うことがあります。


子ども部屋の未来って結構な問題。(←問題と思っているのは私だけ?)



建てた当初は、おじいちゃんおばあちゃん、若夫婦とお子様2~3人と、まぁよくある家族構成。

普通に1階はおじいちゃんおばあちゃんの寝室、2階に若夫婦寝室と5~6帖の子ども部屋2・3室ある、ごくごく一般的な間取り。


でも、子どもたちが成人して巣立った今、ここ、ただの物置・・・というか、時が止まってない!?薄暗いこもった部屋に懐かしいキャラクターや黄ばんだ漫画本がひっそりと鎮座していたり。


よくよくお話聞くと、「子どもがこの部屋を使ったのは5~6年くらいかなー」って。

上の子なんて3年とかっ!25年のうち、実際は10年も使われない部屋なんて・・・可哀想になってくる。


一般的には、子どものプライバシー確保や自立性を育むというのが目的と言われ、あるのが当たり前な子ども部屋。

使う期間は短くても、思春期にはやっぱり必要性は増すとは思うのですが、子どもたちが巣立った未来、この空間をどのように活用するかとか、有効的に活用できる間取りを、当初から計画できないものかな?と日々思うのです。

(2世帯分離型住宅とかもね。私は勝手に「築25年問題」って思ってる)


最近はリビング学習なんてものもあり、スタディースペースがあったり、個室の収納は小さくても、ファミリークロークで有効的に収納したり。


当たり前じゃなくて。

家族の生活に合った間取りが大事。

今と同じくらい大事なその未来も、もう少し考えたいなぁ。

が、私たちのお仕事なのです。

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