インテリア担当の國井です。
さてこの度のコラムは『壁紙のおはなし』
一言で壁紙と言っても、実は色々な種類があります。
ビニールクロス・紙クロス・布クロス・珪藻土クロス・オレフィンクロス・木質系クロスなどとこれまた様々。
それぞれ見た目や質感も異なり、仕上がりだけでなく、施工にも特徴があります。
今回は皆さんがよく目にしているビニールクロスの特徴をお知らせいたしましょ。
塩化ビニール樹脂などを主な素材とするビニールシートに紙を裏打ちしたものです。
他の素材に比べ安価で、品質も安定しており、耐久性も高くお掃除がしやすい、色やデザインもいちばん豊富なのがビニールクロスです。
消臭・抗菌・防カビなどの工夫された機能を備えた商品も多く、デザインのバリエーションが豊富なため、空間に合わせてコーディネートしやすいのも特長です。
最近では、耐クラック機能をもったクロスのあり、下地の収縮やずれに対応し、ひび割れをカバーし目立ちにくくする商品も増えてきました。
トキワ産業 TSクロス参照
■清潔感があってすっきりした印象の石目調クロス
■柔らかく温かみのある織物調クロス
その他、パターンクロスは様々な柄が楽しめます。
【私のおすすめコーディネート】
①基本に使う壁紙を1種類に決める
石目調か織物調かで、柄のないものを選びます
②柄物や濃い色物はアクセントクロスとして使う
個性が出る柄物や色物はアクセントに使ってフォーカルポイントとする
③一つの空間にクロスは2種類まで。
フロアや建具、カーテン、家具などで色が入ってくることを考えて
壁紙一つでお部屋の雰囲気は大きく変わります。
ビニールクロスは張替えもしやすいので、10年を目途に張替えをおすすめします。
Comments